参考書・問題集を使うときには、すぐ答えを見ろ!?
計算力というのは、2つに分けられる。
1つは、四則演算の力。足し算引き算掛け算割り算。
これを速く正確にできるかどうか。これが1つ目の計算力だ。
もう1つは、「解法を出すスピードと正確さ」。
今回何度も言っているA情報からB情報をアウトプットする速さと正確さのことだ。
これらは、一つの問題で当たり前のようにできるようになれば、後は過去問などで「他の問題でも当たり前のようにアウトプットする」という演習をすれば、力は付く。
トミーくんが言っているような計算力は、演習時につけていけばいいのだ。
最初から、このAからBを引き出そうとしても無理なのだ。
例えば、
accessという単語を見れば、皆「インターネットのアクセス」や「交通のアクセスとかでしょ」と思いつく。
でも、センター試験では「利用できること」と訳されるパターンが頻出する。
access→利用できること
この訳を知らない限り、いくら30分1時間と考えていても、訳は出てくることはない。
「accessって利用できることって訳すんだ〜」
と答えを見る。これを何度も繰り返す。
何度も繰り返しているうちに、「access、交通量、それから利用できることって訳す場合もあるね」
と思い出せるようになる。こういうことなのである。
切羽詰まった高3受験生のトミーくん
なるほど・・・英単語を覚えるように暗記すれば良いんですね。
sin
そうだ。まずは当たり前に解ける問題を増やすために、最初は答えを見ていい。
sin
もちろん、二度目以降も30秒(目安)考えても解法が思い浮かばないなら、すぐに答えを見て、確認しろ。
別に初回だけじゃなく、2回目以降も、わからないときはすぐに答えを見ればいい。
何故なら、これはあくまで演習による計算力アップが目的ではなく
解法の暗記が目標だからだ。
2回目以降も、わからなかったら見る。そして、覚えて出力できるようにする。
この訓練を何度も何度も繰り返すことで、当たり前のように解法が分かる問題がバシバシ増えていく。