【保存版】物理の勉強法!志望校別、オススメ参考書ルートを徹底解説!

こんにちは、受験サポーターsinです。
今回の記事では物理の勉強法についてお話していこうと思います。

☆オススメ参考書まとめはこちら☆
【2017年版】物理のオススメ参考書!厳選した最強の11冊を勉強する順番に並べて紹介!

 
物理は得意か苦手かが極端にハッキリ分かれる科目ですが、
一度得意にしてしまえば、自分の武器にすることが出来るので
科目としてはとてもオススメの科目です。
 
しかも、物理は比較的簡単です。
苦手な方はそう思えないかもしれませんが、大丈夫です。
 
僕自身も定期テストでは10点以下の点数ばっかりでしたし、
ま〜苦手でした。
 
それでも、最終的に偏差値65越えは出来ました。
センターで言うと9割得点できるイメージです。
 
今回の記事では物理が苦手な人でも
こんな風に勉強すれば、得意科目にできて
センター9割、偏差値65以上を目指せるよという
勉強法について示していきます。
 

0,教科書は危険!当てにするな!

 
物理選択で、現状物理が苦手なら注意してほしいことが2つあります。
 
それは

  • 教科書で勉強しようとしないこと
  • 学校で配られた問題集もやらないこと

 
この2つです。
 

0−1,教科書はクソ!?

 
教科書は覚えるべき知識がしっかりとまとまっていて、かなり良い教材です。かなり質が高い。
 

で・す・が!
 
それでも教科書はクソなんです。
 
特に物理は教科書がダメで
独学には向いていないんです。
 
なぜなら!
詳しくは後ほどお話しますが、実は物理は「解き方」を覚えない限りいくら公式暗記をしても解けるようにはなりません。
 
物理の教科書は「使いやすい解き方」の部分までを事細かに書いているわけではないので、使わないほうがいいのです。
 

0−2,なぜ、学校で配られた問題集をやらない方がよいのか?

 
そもそも僕自身、学校で配られていた問題集を捨て
本屋で普通に売っている本をしっかり勉強した結果
物理の成績があり得ないほどグンと伸びました。
 

点数で言うと、10点から70点くらいです。
(順位で言うと、校内順位が160位から20位くらいまで上がったレベルです。)
 

あなたが、学校で配られた問題集(セミナー物理やら、リードαやら、重要問題集やら)で学習がうまく進んでいるなら、それでバッチグーです。
 
それは、おそらく授業もしっかり聞いており(先生の授業がわかりやすい)、課題もなんだかんだしっかりやってきた証拠だと思っています。
 

ですが、授業がわかりにくい、課題をやろうとしても出来ない、問題集の解説も理解しにくい、とあらば話は別。
 
その問題集に固執する必要は一切ありません
 
世の中にはもっと独学をしやすい
わかりやすい解説のついた問題集はたくさんあります。
 

問題集を解く前に読んだほうが
物理の成績が上がりやすくなる参考書も
数多く出版されています。(後ほど紹介します)
 

それらの教材を使って自学自習したほうが遥かに点数が上がるので
(しかも、楽しく学べて物理が好きになります。)
 

 

1,物理は簡単!3つの理由

 
物理が苦手だ!となっていた僕が、なぜ今は「物理は簡単」と言えているのか?
 
理由は3つあって、

 

  1. 解き方を覚えれば驚くほど簡単に問題が解ける
  2. 覚えることが少ない
  3. 一度解けるようになると、解法を忘れにくい

 
の3つです。
 

1−1,解き方を覚えれば驚くほど簡単に問題が解ける

 
物理はぶっちゃけ、「勉強法」と「解き方」さえ
理解してしまえば、簡単に偏差値65を狙える科目です。
 
勉強法は

  • 使う参考書や問題集を決めること
  • どのように参考書・問題集を使うのか?
     

の2つだけ考えればオッケーです。
 
オススメの参考書や問題集は後ほど書いていこうと
思っているので、後述します。
 
参考書の使い方に関しても
オススメ参考書の使い方と一緒に説明します。
 

そして、「解き方」
 
この「解き方」を、参考書を読んで学ぶことによって
 
教科書しか読んでいなかったときの
1000倍、いや100万倍物理が分かります。
 

 

1−1−1例えば、

F=ma(運動方程式)
という超絶有名な公式があって、
教科書にはそれが載っていますが
 

この公式だけを覚えても、なーんの意味もありません。
 
これは力学の問題では多用する公式で、
短くてめちゃくちゃ覚えやすいですが、
問題は
 
この公式を「どう使うか?」
 
が大切になってくるわけです。
 
F=maは力の釣り合いの式を作るときに使うので、
 
物体にベクトルを引く必要があります。
 
・どことどこの力が釣り合っているのか?
・また、斜めの力はどう分解して考えればいいのか?
(分解するときには、三角比の知識がいるので
数学もある程度勉強をすすめるべき!)
 
などの「公式の裏側に隠された解法」を
知って置かなければならないのです。
 

逆に言えば、この
 
「公式の裏側に隠された解法」
 
さえ知ってしまえば、同じようなパターンの解法を
使って様々な問題が解けるようになります。
 
もうそれは驚くほどに
解けるようになりますよ。

 

1−2,覚えることが少ない

 

これはそのまんまの理由ですね。
 
覚えるべき項目は全科目の中でもトップクラスに少ない。
 

生物:化学:物理
 
で覚える暗記量の比を表すと
6:3:1くらいです。
 

だから、暗記があまり得意じゃない!
って人でも簡単に得意科目に出来ます。
 
(実際当時の僕は暗記が苦手だったので
いち早く得意になりました。)
 
 

ただ注意が必要なのは、解法は暗記しないといけないよってことです。
 
暗記ゼロで解ける受験科目なんてありませんからね。笑

(ちなみに受験で成功したかったら暗記力は
必要不可欠なので、まずは「英単語の覚え方」から
「暗記のコツ」を学んでください。)

1−3,一度解けるようになると、解法を忘れにくい

 

これは2番の理由と同じですが、
結局覚えることが少ない分、一度できるようになると
中々忘れません。
 
仮に忘れていたとしても、
覚える知識や解法が少ないため、すぐに思い出せます。
 
つまり一度得意科目にしてしまったら
中々成績が下がることはないということです。
 

 

2,物理の成績を伸ばす参考書・問題集の選び方

 

  • 解説が丁寧であること
  • 問題の解き方のプロセスが明確に説明されている

 

この2つが重要になってきます。

 

2−1,解説が丁寧であること

 

教科書や学校で配られた問題集の難しいところは、情報が簡素化されすぎているところです。
 
勉強が進んできた人(偏差値60,70)にとっては、情報の簡素化はかえってよい(まどろっこしくなくて、読みやすい)のですが、勉強を始めたての人や物理に苦手意識がある人にとっては地獄です。
 
分からないことだらけで、勉強を無理やり進めていくことになってしまうからです。
 
だから、参考書を選ぶときはなるべく分かりやすくて丁寧な参考書を選ぶ必要があります。
 

 

2−2,問題の解き方のプロセスが明確に説明されている

 

そしてもう一つは、問題の解き方をしっかり順序立ててこれまた丁寧に解説してくれているか?という点です。
 

説明はしっかり詳しく書いてあったとしても、
解き方のプロセスが適当な参考書もかなり見かけます。
 
解説も意外に雑だったり、
「ここちゃんと説明してやんないとわかんないだろ…」
と思うような部分も多々あります。
 

解き方は覚えてなんぼの物。
 
①○○をする。
②△△をする。
③□□をする。
 
というように順序だてて解き方のプロセスを
示してくれている問題集がオススメです。

 

3,物理を苦手から得意にしていく勉強法

 

勉強法は次の4ステップに分かれます

 

  1. 物理の全体像を把握する
  2. 基礎的な問題の解き方を覚えていく
  3. 応用問題(入試レベルの問題)の解き方を覚える
  4. 過去問・過去問レベルの問題で演習する

 

3−1,物理の全体像を把握する

 

まずは物理の世界を知ることが大切です。
 
例えば、力学ならベクトルを使って基本的には力の釣り合いを考えるであるとか、
 
電磁気ならコンデンサーにたまった電位は、こんな感じで図を書いて考えるとか。
 
とにかく、解き方のコツや、「こう考えたら良いんだ」という物理的な考え方をわかり易く説明してくれている参考書で、ある程度掴んでおきます。
 
そうやって既知の知識を身に着けておくことで、今後の勉強スピードと理解力が格段にアップします。
 
とりあえず全体像を把握する教材を1冊(1シリーズ)用意するといいでしょう。
 

オススメの参考書は
 
・宇宙一シリーズ

宇宙一わかりやすい高校物理(電磁気・熱・原子) 宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動)
 
・秘伝の物理

秘伝の物理講義[力学・波動] 秘伝の物理講義[電磁気・熱・原子]
 
のどちらかです。

 

3−2,基礎的な問題の解き方を覚えていく

 

全体像を把握したら今度は基礎的な問題を暗記していきます。
 
物理的な考え方を身に着けただけでは入試問題は解けません。
 

英語だったら英単語だけ覚えても、入試問題が解けませんよね。
 
英単語を覚えたら今度は、「英文」を読めるようにならないといけない。
 

それと同じで、「基礎知識」を理解したら、今度は簡単な練習問題を解いていきましょう。
 
オススメは
 
・物理のエッセンス

物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ) 物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)
 
・(難しく感じたら)秘伝の物理 問題集

秘伝の物理問題集[力学・熱・波動・電磁気・原子] (ひとりで学べる)
 

 

3−3,応用問題(入試レベルの問題)の解き方を覚える

 

全体像把握→基礎問題を解く力
 
を身に着けたら今度は、基礎問題の知識を複数使って
応用問題(入試レベルの問題)を解く訓練をしていきます。
 

オススメは
 
・良問の風

良問の風物理頻出・標準入試問題集 (河合塾シリーズ)
 
・名門の森

名問の森物理 力学・熱・波動1 (河合塾シリーズ) 名問の森物理 波動2・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)
 

 

3−4,過去問・過去問レベルの問題で演習する

 

最終的には自分の行きたい大学の過去問演習をしていきます。
 
基本的には自分の志望大学の過去問の問題を演習していきます。
 

3−3の時点で、良問の風、や名門の森をこなしていれば
ある程度の入試問題はクリアできます。
 

東大・京大レベルを目指すのであれば、
 
・25カ年(赤本)

東大の物理25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ) 京大の物理25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ)
 
・体系物理

体系物理[第6版] (体系シリーズ)
 
までいけると、もう物理は完璧に近くなるでしょう。

 

3,レベル別オススメ参考書を紹介します!

 

ここでは、本当に苦手な状態から
旧帝大・早慶・東大京大レベルまで上げていくための
全手順を書いていきます。
 

自分が必要な大学のレベルまで
勉強して行ってもらえればオッケーです。
 

同じレベルで複数の参考書を紹介している場合は
基本的にどちらを選んでもらっても成功しますが、
 
迷ってしまう場合は、一度大きい書店に足を運んで
自分の性格に合う参考書・問題集を直感で選んでください。
 
(こっちのほうが使いやすそうだなぁ
くらいの感覚でオッケーです。)
 

 

センター50点以下 偏差値40以下(初心者)

 

参考書
 
・宇宙一シリーズ

 
・秘伝の物理

 
どちらの教材も最強レベルでわかりやすい。
2年前は橋本のはじめからていねいに、くらいしか導入の参考書はなかったが、今はこのようにもっとわかりやすい参考書が出てきていて素晴らしいなと感じます。
 

宇宙一は参考書が分厚くとっつきにくく感じるかもしれませんが、分厚いからといって内容が難しいわけではありません。
一つ一つ丁寧に説明してくれているが故に分厚くなっているんです。
 
決して他の薄い教材よりも、内容が多いとか難しいというわけではありません。
 

秘伝の物理も同様に分厚いのですが、こちらも同様の理由で詳しい説明があるから分厚いだけです。
 

どちらを選べばいいかというと、好みでオッケーです。
秘伝の物理はyoutubeで授業動画をアップしてくれているので、授業動画も見つつ、参考書を読んでやるという形で勉強を進めることができます。
 
宇宙一は授業動画はありませんが、そのかわり図と説明がその分相当詳しいです。秘伝も詳しいですが。笑
 

僕が受験生だったとしてあえて選ぶなら、授業動画で先生の口から参考書に書いていない細かい情報まで学べる「秘伝の物理」ですね。
 

秘伝の物理は問題集も出ているので、エッセンスがキツかったらこっちを選ぶ選択肢もありですし。
 

・秘伝の物理 問題集

 
・物理のエッセンス

 
こちらは、参考書「秘伝の物理」の問題集バージョン。こちらも授業&参考書を使って学んでいけるので相当オススメの教材です。
 
エッセンスをガンガン進めていけるのであれば、エッセンス単体でいいのですが、初学者が一人でエッセンスに立ち向かうのは結構難しいと感じる可能性が高いです。
 

なので、まず一度エッセンスをやってみて、キツそうだったら秘伝の物理。できそうなら、エッセンス単体というパターンもありです。
 

・物理教室

 
エッセンスで学んでいけそうだけど、どうしてももっと補足説明が欲しいなと思ったら物理教室を持っておくといいです。辞書的な参考書として、使えるので手元においておきましょう。
 
次に使っていく、良問の風、名門の森を使う場合も使えるのでオススメです。
 
教室の説明が難しかったら、また秘伝の物理か宇宙一に戻って基礎の部分を把握しましょう。

 

センター7割レベル 偏差値55レベル(一般国公立・中堅私立)

 

・良問の風

 
中堅国公立・私立・センターレベルの問題はこの良問の風で相当いけます。
 
センターはマークだから記述の問題は解かなくてもいいと考える人もいますが、そんなことはありません。
 
マークなんだけど、結局記述のように解かないとちゃんとした答えが出ないのが、センター物理なので、しっかり基礎〜中級レベルの問題をしっかり抑えておきましょう。
 
・過去問(センター過去問、大学の過去問両方)
 
このレベルの大学に行くのであれば、
良問の風→過去問演習→これまでやってきた問題の復習
という流れで勉強していきましょう。
 

 

センター8〜満点レベル 偏差値65レベル(旧帝大・MARCH・関関同立)

 

・名門の森

 
難関大を目指す人は名門の森までやっておきましょう。
 
名門の森をマスターするレベルになると、9割の大学に合格できる物理力を持つことが出来ます。
 

・過去問(センター過去問、大学の過去問両方)
 
良問の風→名門の森→過去問→これまでの教材の復習×演習

 

センター満点レベル 偏差値 70以上(東大・京大・早慶)

 

・25カ年(赤本)

 
・体系物理

 
東大京大を目指す人は、名門の森まで終わったら過去問をときまくってみてください。
 
その後、余裕があればさらに体系物理で問題演習を積みます。

 

まとめ

この手順で勉強すれば、0からでも点数は上がります。
 
東大京大レベルになると、ハイレベルな教材(体系物理)などに取り組むことになりますが、ですが、基本は同じです。
 

これまで学んできた解法をどう当てはめて解くか?
 
という話なので、ぜひ臆さず果敢にチャレンジしてみてください。
 

現状、苦手!って人も本当に
簡単な参考書で一度全体像を把握できれば
感覚はガラっと変わります。
 
ぜひ、勉強頑張って物理を得意科目にしてくださいね。
 
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