このような悩みを持っている人は、ぜひ参考にしてほしいです!
間違えるだけでその効果は半減して
しまいます。自分のレベルや時期に
合ったものを選ぶことで成績を伸ば
しましょう!
まずはじめに
生物は数学や英語と違い、早くても高校2年生から勉強する科目です。
受験までの短い時間で他の教科と同時に進めていくためには、とりあえずがむしゃらに進めてしまうのは危険です。
科目の特徴や勉強法を知ってから勉強すると、ロスタイムが少なくすみ、効率歴に点数UPできるようになります。
それではまず生物の特徴について述べていきます。
1.勉強前に知っていてほしい受験生物の特徴
もっとも時間をかけるべきではない教科
です。
あなたの志望校の科目ごとの配点を見てみてください。
生物の配点割合は高いですか?
たいていは全教科同じ配点か、理科が低めになっていると思います。
まず、生物には頻出パターンの問題が明確にあり、それを押さえていれば解ける問題が多く、比較的対策しやすい教科なのです。
さらに、生物は暗記の割合がもっとも多い教科なので、暗記の仕方さえ掴んでいれば時短することが可能です。
生物を効率的に勉強し、できるだけ他教科にかけられる時間を増やすことで、合格に近づきます!
2.効率的に生物を勉強する3つのコツ
なので、とってももったいないです!
以下のポイントを意識するだけでも定着度合いがまったく違うので、ぜひ試してください!
①理屈を考えて納得しながら覚えること
理解するためなら調べるのに時間をかけて大丈夫です!
生物は英単語などの暗記とは本質的に違うので、3回ただながめるだけより、1回理解しながら見る方が定着します。
のちに問題を解く時、理解している方が結果的に時間はかかりません。
②身近な知識と結びつけること
生物の知識は日常生活に関係していることがあります。
①にも通じることですが、知識同士に関連をつくることで忘れにくくなったり、忘れた時に思い出しやすくなったりします。
③印象に残るように覚えること
自分の言葉や図やイラストでまとめてみたり、声に出してみたり、勉強する場所を変えたりすることで印象に残りやすいです。
友達と問題を出し合うことです!
にくい気がする!
3.時期別!オススメ参考書・特徴と使い方も!
高2~入試までを四つの時期に分けて説明しています。自分の時期以降から参考にしてください。
(1) 高3の4月まで
受験を意識した生物の勉強は高3の4月からで十分間に合います。ですから早い時期から焦って学校の授業より先々勉強する必要はありません。そのかわり、習った範囲から丁寧に頭にいれていきましょう。
・大森徹の最強講義117講
生物受験生がもっとも頼りにしている参考書の一つです。生物の辞書的な立ち位置ですが、内容がとてもわかりやすく、まとまっています。図もわかりやすいです!大切なことのみ書かれているようで、実は大学受験に必要な内容は網羅されている名著です。説明も読み込んで理解を深めましょう。
・生物図録
資料集ですが写真がたくさん載っているだけではなく、わかりやすいイラストや解説が書かれています。カラフルで視覚的に覚えやすいので、習うたびにこまめに確認すると記憶が定着しやすいためオススメです!
・ニューグローバル(New Global)
構成は、まず各単元の簡潔なまとめ、その後に基本問題から発展問題まで載っています。本当に基本的な問題から入試レベルの問題まであります。画像は生物基礎のものです。薄い問題集なのに実用的でまとまっているので、生物基礎選択者にもオススメのシリーズです。あまり時間がない方に良いと思いますが問題数が少ない分、一段とばしで難易度があがるので、わからなくなったら一度戻って復習しましょう。
・セミナー生物基礎+生物
構成は、NewGlobalとよく似ていますが、
問題数はこちらの方が少し多いです。
時間に余裕があるようなら、こちらを使う
のも良いと思います。用途が似ているので
どちらか自分に合う方を選んで解きましょう!
(2) 高3の夏休みおわりまで
受験を意識した生物の勉強を始める時期です。
具体的には、問題集などを用いて演習をする
なかで、頻出の問題パターンを知ったり、
忘れている分野の復習をしたり、
少し応用的な内容を勉強したりするなどです。
・生物 基礎問題精講
題名に基礎とついていますが、簡単な問題集というわけではありません。入試に必要な基本レベルの問題をベースに、文章題のような応用問題もあるので、この時期に解くことをおすすめします (時期が早すぎると解けません)。 見開きで一問載っており、解説がやや少ないことが難点ですが、ポイントが簡潔にまとまっており、テンポよく解きすすめることができる問題集です。
・生物重要問題集
掲載されている問題の難易度に幅があり
ますが、全体的に入試レベルの問題集です。
解説は少なめですが、問題数が多いため
演習したい方に向いていると思います。
わからないところがあれば誰かに質問して
きちんと解決しましょう。
・理系標準問題集
標準とついていますが、入試レベルの
問題が集められています。赤本の前段階
ほどの難易度で、応用問題や計算問題も
あり、問題数がそこそこ多いです。
この問題集のいいところは解説が丁寧
なことで、図が書かれていることもあります。
定番問題ももれなく載っているので、
筆者が一番オススメする問題集です。
ただ難易度に不安がある方は、一度違う
問題集を勉強してからチャレンジしてみる
のもいいかもしれませんね。
(3) 1月の共通テストまで
二次試験対策として、各大学の頻出単元や
傾向を確認したり、赤本にチャレンジしたり
しながら、共通テスト用の勉強を始めましょう。
夏休みが終わるまでに(2)がある程度
できていれば、センターの内容は
スムーズに理解できるはずです。
まずは共通試験の問題を単元別にまとめ
ている問題集で確認してみて、自分の苦手な
範囲をさがし、そこを中心に対策しましょう。
いきなりテストを通しで解いてみても、
自分の失点原因の項目が多くて、点数分析
しづらくなってしまいます。
↓筆者のおすすめは
駿台文庫のこちらの問題集です!
ある程度解けるようになれれば、次は時間を計って解いてみましょう。実際の試験の過去問以外にも、各予備校が出版している予想問題などがあるので、極力たくさん解いて問題や時間配分に慣れましょう。
(4) 二次試験まで
赤本をできるだけ解いて、最終調整して
ください。直近の5年分は解いておく
のが無難だと思います。この時期は、
新しい問題集に手をださないことが
ポイントです。今まで使っていた問題集を
繰り返し復習して確認をしましょう。
今回紹介したことを勉強に取り入れて、
生物を得意教科にしていきましょう!!