嫌いな暗記モノは短時間で。
古文単語の暗記が好きな人は今回の記事は見なくて良いです。
今回の記事は、古文単語の暗記が嫌い、
ひいては「嫌いな教科・分野」がある人向けに書きます。
受験勉強をしていれば、99%の人が「この科目のこれ嫌だなぁ」って勉強に遭遇すると思います。
僕は理系だったので、数学や物理などのパズル的に問題が解ける科目は好きだったんですが、
英語や化学のように暗記しないと問題が解けない科目が嫌いでした。
そもそもゴリゴリ根性で暗記していくという動作が嫌いだったのでやっていませんでした。
(浪人して、その選択の愚かさに気付かされることになるのですが)
大学受験は嫌いな科目でも得点が出来ないと落ちるゲームです。
数学一点突破とかが出来る大学は本当に限られていて
難関大になればなるほど全ての科目をオールマイティにそこそこ出来るようにする必要があります。
東大や京大は理系でも二次試験に国語がある一方で、
国公立で中堅どころになってくると二次試験に英語がない大学なども出てきます。
難関大を目指せば目指すほど、きちんと全てのことをオールマイティに出来るようになる必要があるのです。
そこで出てくるのが「嫌いな科目」の対処法。
ぶっちゃけ嫌いな勉強に時間を費やしていると
「もうやりたくない」
「出来るようになる気がしない」
「なんでこんな勉強をやらねばならんのだ」
そんな気になってきます。
僕自身も古文の勉強をしているときはそうでした。
(どんだけ古文きらいやねん)
ですが、なんとかせなばならない。
こういう時にどう対策するか、なんですが
ズバリ
「短時間」の学習で徐々にレベル上げをしていく。
これに尽きるかなと思います。
嫌いというのはすなわち、「出来ない」ということが大きなポイントです。
「出来ない」ことは大きな負荷がかかりますから、エネルギーも費やされる。
人はできる限り楽をしたい生き物ですから、エネルギーがかかるということは
「やりたくない」という欲求が強くなるのです。
だから、嫌いな科目をやるときは、
「短時間」を繰り返す。
これだけでだいぶ変わります。
具体的に言うと、
古文単語の暗記も、
まずは1分だけ
と決めてスタートするのです。
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1分やったらあまりの短さに驚きますが、全然覚えられません。
仕方ない。じゃぁ、プラスで5分やるか。
5分たっても覚えられません。
この時点で疲れたなら、やめて別の学習に入って構いません。
重要なことは、「辛いと感じる前にやめ、細かく区切って勉強していく」ということです。
腕立て伏せとかでもそうですが、全然筋トレしてない人にとっては10回もきつかったりする。
だから筋トレ初日は5回だっていい。3回だっていい。
その代わり、間を空けて継続していく。
継続していくことによって、その動作が当たり前になる。習慣化してくる。
そうすると、苦じゃなくなってくるのだ。
この苦じゃなくしていく作業がとても大事。
苦になっているときは、やればやるほど疲れは溜まるししんどい。
でも毎日繰り返していると「出来るようになっていくこと」が増える。
そうすると、楽しくなってくるのだ。
毎日少しずつ、習慣化し、レベルアップを重ねていく。
そうすれば、自然と古文単語帳1冊は覚え終わる。
困難は分割せよ by デカルト