あなたは空気中の温度が何によって決定づけられるか知っていますか?
また、なぜその要素が、空気中の温度を決めるのかの証明ができますか?
どうも、sinです。
今回の記事では物理の勉強法の手順についてお話していきます。
物理は好き嫌いがはっきり分かれるかもです。
僕は物理超好きです
得意、好きな人はわかると思いますが
「それほど難しい科目ではない」
ということ。
僕自身、まったく意味不明で点数が全然取れない段階のところから、
偏差値70台まで上げることができました。
僕が物理を得意科目にしたストーリーはこちらから読めます↓
物理の勉強法|僕が物理を得意科目にできた理由
今日はそのストーリーをもっと具体的に
誰にでも出来る形で、提供していこうと思います。
勉強法の終着点の目標としては
人によって違うと思うので各タスクが終わった所で
どれくらいの点数になるのかも書いていきます。
物理の勉強法 ver進式
ステップ1,問題が解ける感覚を知る
ステップ2,物理の世界観を知る
ステップ3,武器を集める
ステップ4,武器の使用に慣れる
目次
ステップ1,問題が解ける感覚を知る
オススメ問題集
or
こちらの記事でも書いたように
僕が物理が好きになったのは「できた」という感覚からでした。
英語も数学も、全ての科目において言えるのですが、
「できることをやる
できないことはやらない」
ということが重要です。
sinさん・・・
そんなの勉強にならないじゃないですか・・・
という声が聞こえてきそうですが、
それは全くの誤解です。
その解釈の「できること」とは、
「既に当たり前にできていることを繰り返しやる」
ということです。
つまり、かけ算九九を繰り返したり、
中学校で習うような英単語の復習をやる、というような意味合いです。
そういうことではなく
「少し頑張ったらできること」
をやる。
ということです。
今回の例で言うならば、
「解き方を提示されたら解ける」ということです。
まずは上記の問題集で「解ける」という感覚を味わいましょう。
解けないという感覚を持ったまま学習を進めてもやる気が出ないのは当然です。
とりあえずは、誰かが言った手順を真似して問題が解ける喜びを知る。
最初は真似からのスタートで構いません。
解けた時の喜びが勉強しようという「加速剤」になるのです。
上記の参考書は2冊とも素晴らしい問題集です。
使用者がしっかり理解できるような解説を隅々までしてくれています。
1周して、しっかり理解し、解けるという経験をしたら、
次のステップに進んでいきます。
ポイント:どちらの教材を選ぶか
ですが、
本当の初学者は坂田先生の方がオススメです。
授業も聞いていて、公式を覚えようと努力したこともある。
ある程度の概要はわかるけど、問題が解けるという感覚が
どうにもわからない、という人は、漆原先生の方をオススメします。
ステップ2,物理の世界を知る
オススメ参考書
or
ステップ1で初期段階の問題集を1周したら、
今度は物理の世界を理解していきましょう。
物理の世界を知るとは何かというと、
物理の全体像を把握するということです。
物理における全体像把握では
以下の2つの世界に注目してください。
・分野の把握
・イメージ
まず分野の把握です。
物理には4つの分野があり、
それぞれの分野が、さらに細分化された分野で構成されています。
しかもそれらの分野はそれぞれに繋がっている。
例えば、力学で学ぶ「エネルギー」の概念は
電磁気でも熱力学でも使うことになります。
空気中の温度は、運動エネルギーによって決まる
というくらいですからね(笑)
自分はどんな勉強をしなくてはならないのか、
どんな分野を学習しなくてはならないのか、
という問題提起を自分にする。
そして、科目と科目の繋がりを理解していく。
そのためにも全体像把握、つまりは物理の世界を知ることは重要です。
そして、もう1つの世界が
「イメージ」です。
物理を勉強する上で「イメージ」は絶対に欠かすことの出来ない要素です。
先ほど挙げた「空気中の温度」を例として話しましょう。
空気中の温度は、空気中の分子の運動エネルギーによって決まります。
運動エネルギーとは次のような式の形をしています。
1/2mv^2
mは質量
vは速さですね。
分子の重さは、基本的にどの分子でも同じですから、
空気の濃度と(濃度が濃くなればなるほど、空気中の分子の数が多くなる)
分子の速さが、この運動エネルギーを決めるわけです。
つまり、
分子がウオーー!!!!!(`・ω・´)と空気中を猛スピードで飛びまわっているときは暑くなり分子がショボーン・・・(´・ω・`)と空気中でボンヤリ漂っているときは寒くなるのです。
これはまさにライブ会場のようなものです。
ライブで皆が盛り上がってる時は会場は熱気に包まれ、文字通り熱く(暑く)なります。
一方、ライブ会場が誰もお客さんが来ず、静まり返っているときは冷たく(寒く)なります。
非常にわかりやすいですよね。
今後物理の勉強をしていく上で、
図。イラスト。イメージ。
これらを多用して理解し、問題を解いていって下さい。
上に紹介した参考書では、その図を多用して説明してくれています。
後に紹介する、物理のエッセンスや学校で配られる教科書は
解説に図が抜けていることもあり、理解しがたい状況に追い込まれることが
ちょくちょくあります。
そういう事態を避けるためにも
まず簡単な参考書を使って、ある程度のイメージを掴んでおくこと。
これがとても重要です。
どちらの参考書を選んでも、
とりあえずザッと一通りは読んでしまいましょう。
あるいは分野別に勉強していく、というのであれば、
ステップ1で紹介した教材と併用して、
問題集、参考書ともに力学から攻略し、
電磁気、熱力、波動と順番に勉強していくのもありです。
どちらの教材を選ぶかですが、
物理の初心者、物理が苦手で苦手で仕方がない
物理をもう一度基礎から勉強しなおしておきたい
という人は「宇宙一わかりやすい」の方を。
漆原先生の解法が気に入った人は
漆原先生の面白いほどシリーズでいきましょう。
ステップ3,武器を集める
オススメ問題集
漆原ルート
浜島ルート
***センター***
***国公立二次・私立一般***
***難関大***
分野を把握し、
イメージも理解し、全体像を把握し終えた。
次はいよいよ、武器を集めていきます。
あなたは最終的に過去問レベルの問題を
解けるようにならなければなりません。
そのためにも、ある程度の武器が必要なのです。
戦争に爪楊枝で挑むのか、それとも剣で挑むのか。
勝率は歴然の差ですね。
オススメの問題集は上記のものです。
物理は漆原ルートと浜島ルートの2つのどちらかを選ぶのをオススメします。
二次試験が一般的なレベルの国公立大や、私立なのであれば
漆原ルートでもよいでしょう。
本質の理解を伴う少し凝った問題を出す大学や、
センター試験で高得点をとりたいなら
物理のエッセンスから始まる浜島ルートがオススメです。
物理のエッセンスは、初学者がやるには難しい参考書ですが、
本質をついた完結な解説が素晴らしい問題集です。
色んな問題に応用できる力が身につきます。
が、使いこなし、マスターしていくためには時間がかかるのと
そもそもレベルが届かなくてなかなか勉強しにくいのが難点です。
一方漆原ルートは、その真逆で、
「とりあえず問題を解けるようになる」という意味では
浜島ルートを圧倒します。
その代わり、様々な問題に対する応用力が浜島に比べてつきにくい面はあります。
もちろん、漆原ルートも、しっかり極めればかなりの高得点につなげることが出来ます。
難関大死亡者は究める物理、などまで手をつければ
漆原先生の解法を難関大のものまでリーチさせることができます。
どの問題集を使うにせよ、「マスターする」という意識を持つことが大切です。
マスターしないまま、受験本番や模試を迎えるからそこで点数がとれないのです。
ではどのようにしてマスターすればいいのか。
簡単に言うと次の3手順
理解する→暗記する→慣れる
です。
まずは理解できるまでしっかり読み込む。
それでも理解できないのなら、そこにラインを引いて放置。
理解したものに関しては、次は自分でアウトプットできるようになるまでひたすた繰り返します。
ちょうど、英文法の勉強法が、勉強法としてはわかりやすいと思うので、
そちらも参考にしてください。
↓英文法の勉強法の記事はこちら
英文法の勉強法|センター2割から8割への道
短期間、長期間双方に渡り反復し続けること。
できるようになるまで、諦めずに反復し続けましょう。
ただ、理解できないものに関しては
「放置する勇気」を持って取り組むことも大切です。
ステップ4,武器の使用に慣れる
最後は演習に入っていきます。
良問の風が最後なのか、名問の森が最後なのか、
それはあなたのレベルと志望校によりますが、
このステップを避ける事はできません。
なぜなら、
受験勉強は過去問を解くための布石
だからです。
自分がどの段階にせよ、センター演習と受ける大学の過去問演習は必ずしてください。
大学の過去問は正直答えがかなりクソなので、
かなり勉強しづらいですが、ある程度の武器が揃っていれば
なんとか理解できるはずです。
数年分の過去問を解くこと。
そして、「新しい問題を解いていく」
ということも是非やってください。
例えば、エッセンスをある程度勉強した後に、
良問の風に進んだとして、
「よし、とりあえずできないものはできないから
すぐに答えを見よう!」
としてしまってはいけないわけです。
1つ1つの問題が初見なわけですから、
これまで身に付けてきた武器を使おうと
一瞬努力するのです。
もちろん、できないものはできないわけですから、
1時間や2時間考えこんでも仕方がありません。
潔く答えを見る勇気も大切です。
ですが、必ず「自分の頭で考える」
というステップを忘れてはいけません。
そのステップをやらなければ、
一生自分の武器を使いこなせるようにはなりません。
是非、自分の頭で考える、
武器に慣れるということをやっていきましょう。
以上、物理のオススメ参考書・問題集と
勉強法の4つの手順でした。
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
まだ諦めるには早いですよ!
物理、絶対伸ばしましょう!
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