親必見！子供が勝手に勉強し出すルール作り

こんにちは。受験サポーターsinこと、富田進也です。

さて、前回の記事では「勉強しなさい」と言ってはいけないという話を親御さん向けに書きました。

難関大に合格する受験生の親が、子供に絶対にやらないこととは？

では、どうすれば子供が勉強するようになるのか？について話していきたいと思います。

・部屋を開けばスマホかゲームばかり
・「勉強はやってる」というが成績に反映されない
・部活で帰ってきたらすぐ寝てしまう

こういう状態だと、親御さんたちも不安で仕方ないと思います。

そこでまずは一番最初にやるべきテクニックについてお話します。

最低限のルールを決めよう

これから行って頂くテクニックは全て

「仕組み」を作る

ことだと思ってください。

人は、人に命令されてやることは嫌いますが仕組みに従ってやることなら頑張れます。

日本だってそうですよね。

もし、総理大臣が１人で全てのことを決めていたら独裁国家ですよね。
ちゃんと憲法があり、法律がある。
これはやっていいけど、これはやっちゃダメというルールが決まっている。

皆、利益は得たいけど、ルールに反発すると罰則がある。

だからルールを守るんです。

それと同様に、

家の中にも「ルール」を作る必要があります。

ただし、独裁的にルールを決めてはいけません。

例えば
「ゲームはするな！」とか
「勉強だけやっていなさい！さもないとご飯抜き！」とか

明らかに第三者の目から見ても「理不尽じゃんそれ」みたいなのはダメです。

それは歴史上の独裁者と同じで
一揆、革命、謀反が起こりやられてしまいます。

「権利と義務」

これをちゃんと設定することが大事です。

そのルールを守れば何が得られるのか
そして、自分にどんな利があるのか

あるいは、破るとどんな迷惑を家族にかけるのか
どんな罰則があるのか？

これらを徹底的に話し合っていく必要があるのです。

ルール作りの例をザッと書いておきます

例１：ゲームについて

ゲームなどの遊びをするときは、基本リビング

→その代わり、一定時間はゲームをやることも許可する（１日１時間までなどの）

→ルールを破った場合、ゲーム取り上げなど何らかの罰則がある

例２：スマホについて

スマホを使う時は、基本リビング

→その代わり、一定時間使うことを許可する(時間制限を設ける)

→ルールを破った場合禁止

例３：リビング学習について

勉強をするときは基本リビングで

→基本は皆の目の前でやる

→自室は休む時のみ

まとめ

こういうルールを場合と状況によって決めていくわけですが、

総じて言えるのは

「自分（子供）と家族」のために作るルールである

ということです。

何度も言いますが、ルールは「権利と義務」が重要で

そこにルールを守るメリットと、破るデメリットが必要なのです。

一方的に設定してはダメで

「◎◎だから、このルールを設定する」

という、お互いが納得する利害が必要なんです。

これを、設定し、そしてそれが

「常識である」という状態を目指しましょう。

次は、ルール作りの細かい部分に関してお話していきます。