高校３年生、夏。
第二回全統マーク模試で
僕はとんでもない点数をとってしまいました。
合計360点 偏差値29.3
はじめまして、sinです。
ここでは僕が今日の受験指導の活動に
至るまでの流れをお話していきます。
全て実話の物語です。
僕は高校生の時落ちこぼれでしたが
浪人することで、偏差値を20,30とあげ
国公立大学に合格し、現在の受験指導をしています。
落ちこぼれになった始まりは一番初めの実力テストでした。
321人中320位
これが僕の順位です。
笑っちゃうでしょ？
もういっそビリとれよ！みたいな（笑）
なんで二番目やねん！
と高校生活で開幕ブービー賞を叩きだした
僕ですが、そのときは純粋無垢で
「なんとかしなくっちゃ！」
と思って勉強しました。
しかし、その努力や報われず、ちょっとしか成績が上がらず、
それ以降、大きな順位の変動もなく、勉強も全然やらなくなりました。
ここから僕は一気に勉強嫌いになり、
自分の趣味に没頭する日々が始まったのです。
そんなだらだらした高校生活の最後の夏。
学年全体で受けた全統マーク模試で
僕はとんでもない成績をとってしまいました。
各教科の細かい偏差値がこちら
数学 50.7
英語 21.7
国語 24.4
物理 30.5
化学 33.5
地理 43.5
この時の英語と国語は44点。
100点満点ではなく、200点満点で、です。
つまり100点換算で22点です。
これまでできなくても「まぁ、俺だし。いっか」
みたいに捉えていたのですが、この時ばかりはさすがに危機感を感じました。
しかし、この時の僕はどうしたらいいか本当にわからない状態でした。
絶望です。
結局、現実逃避し自分の好きな物理と数学のみちょっとだけ勉強して
あとの教科は「サヨナラ～」でした。
ほっとんど勉強しませんでしたね。
そうこうしてるうちに現役のセンター試験を迎えます。
当然失敗
唯一受けた地方の国立大学も普通に落ちました。
合格発表前の暇な日に友人と一緒に予備校の見学に行ったのですが
その友人は
「ごめんしんくん合格した」
と僕に言って晴れて大学生になりました。
その友人と一緒に通おうと思っていた予備校に
僕は単身で、突っ込むことになりました。
・・・浪人生活が始まります。
普通は「よし！今年はやってやるぞ！」と張り切る受験生が多いのですが
僕はクソヤロウでした。
高校の時から何も成長していない。
「楽しみながら大学受験も突破できればいいや～ふへへ～」
とか言いながら友達をたくさん作って、遊びまわっていました。
そんなことをしていたものですから、
第一回全統記述模試では当然さんざんな結果。
模試が終わった日の夕方。
僕はなぜか、そこまで親しくない友人と
マクドナルドで打ち上げすることになりました。
僕は彼にも
「楽しみながら大学受験も突破できればいいや～ふへへ～」
とふざけたことを言っていましたが、
彼は黙って聞いてくれていました。
そして彼の話す番に。
彼の30分の話が僕の人生をガラリと変えることになりました。
彼が話してくれたのは「効率的な勉強法」。
どのように勉強すれば効率よく学習できるか
効率よく成績を伸ばすことができるか
ということを僕に教えてくれました。
最初は胡散臭くて「本当かよ・・・」
と思いながら聞いていたのですが、
彼の言葉から感じられる熱さにだんだん信ぴょう性を感じてきて
僕自身もいつの間にか、その勉強法を試してみたい！
勉強したい！
という思うようになっていたのです。
それからというものの人が変わったように勉強し始めた僕は
挫けそうになりながらも、１年間奮闘しました。
途中何度も何度も壁にぶつかりましたが
その年のセンター試験で合計点数720点をなんとか達成しました。
まさに奇跡のような伸びでした。
360点→720点ですから、２倍です。
周りの人からも相当驚かれました。
しかし
勉強法だけではダメでした。
一時的な瞬発力はあったのですが、
それが継続できない。
もともと継続的に物事をやるのが苦手で
努力にムラがありました。
だから、詰めが甘かった。
第一志望の大学に落ちてしまったのです。
合格している大学は国公立の後期
センター利用で受けた私立大学２校
があったのですが、
僕は悔しくて悔しくて、
もう一回浪人させてくれ！
と父と母に懇願しました。
そのお願いたるや、天皇陛下へのお願いっぷり。
浪人することのメリット、デメリットをまとめたレポートを
ワードで作りました。
その枚数A4用紙30枚以上、です。
１週間の説得の末、ようやく２年目の浪人を許してもらいました。
そこで浪人２年目では
学力を上げることもやりながら
継続する方法、集中する方法、やる気を出す方法
という「心の面での学び」を深めていきました。
その結果、学力もそれに伴ってぐんぐん伸びていきました。
それはもう驚くほど伸びたのです。。。
数学 偏差値 50.7⇒６６．５
英語 偏差値 21.7⇒６６．５
物理 偏差値 30.5⇒７１．６
化学 偏差値 33.5⇒６８．７
国語 偏差値 24.4⇒６６．１
地理 偏差値 43.5⇒６５．６
その結果、念願の国立大学に合格することができ
現在、塾を経営しております。
この経験をもとに、今は受験生に
「合格するためには何が大切であるか」
を伝える活動をしています。
受験は悩みがつきものですよね。
続けられない、集中できない、やる気が起きない
やっているのに伸びない
これってあなたも一度は感じたことありますよね？
おそらく誰もが感じたことがあると思うのですが、
この問題をそのまま放置してしまうのはいけません。
でも、その解決策というのは周りの大人は教えてくれませんでしたよね？
ただ、
「頑張れ！」
「サボるな！」
「宿題をなんでやらないんだ！」
と命令されるだけ。
これではやはり成長に向かいにくい。
人は自発的に行動しようと思った時に一番行動力が上がるのです。
受験はやる気を持って、継続、集中、そして正しい勉強法を使って
自分を成長させていく必要がある。
自分を成長させていくことができれば
成績も自然と上がっていきます
自分の力で自分を成長させる。
まずはあなたにそういう力を身につけてもらいます。
これから頑張っていきましょうね。
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