子供との喧嘩がゼロに！？親子のための話し合いテクニック！

こんにちは。受験サポーターsinこと創進塾塾長の富田です。

さて、親御さんへのアドバイスシリーズも恒例化してきました。

前回の記事はこちら

親必見！子供が勝手に勉強し出すルール作り

１．勉強しろという言わない
２．ルールを決めろ

という話をこれまでしてきました。

やはり「○○はしちゃダメ」とか「△△しなさい」と一方的に命令する形の指示は

逆の立場になって考えたら「アウト」ということがよく分かるはずです。

もし自分の会社の上司が、そんな感じで命令口調だったら。

それはもう「パワハラ」とか「モラハラ」とか言われちゃいますからね。

高校生も経験はまだまだでも、心は半分大人です。

建設的な話が大事

ということになります。

さて今回はさらなるテクニック

「話し合い」

についてお話します。

どうすれば喧嘩にならずに話し合いができるか？

多くの家庭で

「親と子供が話をすると喧嘩になってしまう」

という悩みを聞きます。

こういう親子喧嘩が続くと、受験勉強はなかなかうまく行かない。

なぜならマジでその時間無駄だからです。

喧嘩する必要って基本はないです。

その時間、英単語を覚えたり、数学の問題を解けるようにしたりと

受験をうまくいくためのタスクは山程あるからです。

「いやいやウチの子は全然勉強しないでゲームばっかだし」
「将来のこと何にも考えていないし」
「部活しかやってないし」

そういうお母さんお父さんの声が聞こえてきそうです。

わかります。

しかし、そういった状態であっても

「頭ごなしに叱って、最終的に喧嘩しちゃう」

みたいなアプローチは

断固として間違っています。

大人は、本来子供よりも経験豊富な生き物ですから

社会に出たときの「生き方」を様々な視点でアドバイスして上げる必要があるのです。

「勉強しない」で親が悩むのって子供が将来困らないようにするためですよね？

ですから、将来困らないようにするための話し合いが必要なのです。

喧嘩ではなく、「話し合い」なのです。

ではどんな話し合いが重要になるのか？

ではどんな話し合いをすればよいのか？

次のことをやってください。

質問をする

これだけです。

どんな質問をすればよいのか？

「勉強やってるの？」
「将来について考えてるの？」

こんな質問は無意味です。

僕が質問すべきと考えることはこれです。

「今、何にハマってるの？」

まずこれです。

「相手の興味に心の底から興味を持つ」

このこと以上に、やり取りの中で最強のものはありません。

相手の興味に心の底から興味を持つ

これが出来るだけで子供とのやり取り、ひいては、人間関係の世界が変わります。

子供がハマっていることに興味を示してあげる。

そして、それに対して良いも悪いもなく

「へぇ」

と本気で興味関心を示してあげてください。

これは映画ビリギャルを見るととてもわかり易い。

ヤンキーの受験生が親に無理矢理塾に連れてこられるのですが、
なんとゲームをしながら入ってきます。

聞くと、父親に復讐をするためにゲームの中で復讐のイメージトレーニングをしている

という。

このとき、先生はなんて言ったと思いますか？

「ゲームすげぇ上手だねぇ！！！！達人級だ！！！」

そして、さらにこうやって言うわけです。

「すっげぇ復讐の方法があるよ」

これなんです。

人は「自分の興味のないこと」に対してあれこれ言われると

「うるせーな、やればいいことはわかってるけど、あとでいいじゃん」

ってなりますが

「自分の興味のあること」からアプローチを受けると

なんだか話を聞きたくなってくるんです。

子供の興味関心から入り、そこから受験勉強に話をつなげていくのです。

これ、ビリギャルでは２つの例が見れますし、

ドラゴン桜（１作目）の漫画の中でも

２つの例が見れます。

この２つは、お子さんの受験勉強に役立ちたいと思うなら

必読書になるので是非読んでみてほしいです。

今日のまとめ