papabubble（飴屋さん）に学ぶ、楽しみの極意

どうも、富田です。

僕はいつもsinという名前で
活動していますが、
本名は「富田進也」と云います。
sinと表記していると
数学好きの人には
「サインにしか見えない」
と言われ、

英語好きの人には
「罪にしか見えない」
と言われます。
sinはシンでしかなく
正弦でもなく、罪でもありません。
シンならshinじゃないか？
という声も頂いたんですが、、、

sinの方がシンプルで僕は好きです。

はい。

まったく関係のない話から始まって
まずはお知らせです。

Youtubeに僕がアップしている

「英単語の効率的な覚え方」

っていう動画があるんですが、
ここのコメント欄で
質問や議論が繰り広げられていたので、

それにまとめて答える形のコメントをしました。

http://youtu.be/ZZ9dOUvQVIk
読んでみて参考になったら
いいねボタンを押して頂けるとありがたいです！

（いいね！が押されてる
＝使える勉強法なんだ、
と感じる人が増える
＝少しでも多くの人の
勉強法を変えるきっかけになるからです）
単語の覚え方は千差万別だと思いますが、

短期間で何度も繰り返し、
それを継続する。

この方法がシンプルで最強だと
僕は考えています。

コメントの方にも
CDを使うことの有用性や
音読が効果的であること。

書いて覚えることについて
言及してあるので
興味がある人は見ておいて下さい。

（もっと読む　１０１行とかになってるくらい
詳しく書きました笑）

それでは、今日のSinphony通信いきます。
今日の話はちょっといつもの角度とは
違う角度の話です。

アメ屋・・・？え・・・？

今日、東京駅の大丸に行ってきました。

ある人の誘いで
「papabubble」という店に
行くことになったのです。
papabubbleと書いて
「パ　パ　ブ　ブ　レ」
と読みます。

バブルじゃないのかと思ったのですが
ブブレ、だそうです。
「飴屋さん」と聞いた時の
印象は

「え？飴屋さん・・・？
そこ楽しいの？
美味しいの？飴？飴専門？」

みたいな、色んな偏見が生まれてきました。
『飴って・・・大したことないやろ』

みたいな。

謎の偏見。
なぜか大したことない
と思ってしまう。
なぜでしょう（笑）
ただ、
僕は人の誘いは出来る限り
断らない主義を決めています。

ですので、一緒に行くことにしました。

大したことはない、と思いつつ
こういう初めての体験は
結構楽しみなのです。
なぜ誘われて断らないのかというと
自分のつまらない偏見によって
世界が狭く留まってしまうことを
避けるためです。
人は、自分の知らないことを
沢山知っています。
それに、
自分が興味がないことにも
人は興味を持っている場合が
たくさんあります。

ってなわけで飴屋さんであろうが
アメ屋さんであろうが、
誘われたら行くのです。
（ただし、一度行ってみて
おもしろくなかった所は
行かない場合もあります）

今回のアメ屋さんは行ってビックリ。

貴重な体験をすることができました。

そんな太いのが飴になるの？

東京駅の大丸の地下に向かうと
その店はすぐ見えました。
小さいブースですが、
ガラス張りになっていて
人だかりができていました。
そのガラスの中では
職人（コック？）達が
何かを生地みたいなものをこねています。

飴です。
飴をこねてるんです。
そのこねている台の部分は
鉄板になっていて、おそらく熱されているのです。
飴が完全に溶けきらないけど
固まりきらないという
絶妙な温度を保つために、
鉄板の上でこねくり回しているのです。
こねているのはもはや
固めの巨大な粘土です。
縦15cm 横50cm 幅3cm

くらいの板の様な形の
粘土をいくつか作っていきます。
（※粘土ではなく飴です）
そして今度はその粘土を
縦に重ねていったのです。
（※粘土ではなく飴です）
もうこの時点で僕が思っていたのが
「これ・・・飴・・・？」
ってことです。
どう考えても飴のサイズを
超えているんですよ。

飴になっていく過程が
まるで掴めないのです。

で、その重ねた粘土を
（※粘土ではなく飴です）
今度は丸めていったのです。
グッグッと力を込めて丸め
直巻15cm長さ50cmくらいの円柱が
出来上がりました。
そしてその周りに更に
透明のグリーンの粘土を巻いて
（※粘土ではなく）
巻きずしみたいになってきました。
見た目は
超巨大な巻きずしって感じ。

この時点で僕は
「あ、これ細くなるまで
ずーっと転がしていくんだな！」
という仮説を立てました。
飴サイズの細さになるまで
コロコロ転がしていって
それからカマボコみたいに
切っていく。
そんなことを考えていました。
しかし、その予想は
大きく裏切られました。

完全にガリバートンネル

職人の一人が

「くびれをしっかりつけていきまーす！」

といって、
巻きずしの端っこの方を
グッグッと握り
巻きずしのいち部分がくびれた
くびれ巻きずしが出来ました。
（※巻きずしでなく飴です）

そのくびれた部分の
短い方を掴んで上に引っ張ると
グニョーンと巻きずしが伸びて
短い方と長い方にわかれました。
びっくりしたのはここです！
グニョーンと伸ばして
小さい部分と大きい部分にわかれた
切断面の太さが

完全に普通の飴の太さ（大きさ）
になっていたのです。
イメージを言うと、
練り消しをグニョーンと引っ張って
伸ばした時の切れ目の部分です。
この切れ目の部分を
今度は引っ張ってグングン伸ばしていくのです。
すると！
直径1cm長さ50cmくらいの
細い、飴のカマボコみたいなものが
大量に出来上がっていくのです！
元々太い巻きずしみたいなものが
切断面を通じて
細い棒みたいなものに
変化していくのです。
あれです。
ドラえもんのガリバートンネルです。
まさにこれ

この時、もう目からウロコでした。
「そうきたかーー！！！！」

と笑

細くする時に
まさかそういう方法で細くするとは
考えてもいませんでした。
そうして、一つの太い太い巻きずしから
大量の棒が出来上がったのです。

そうすると、職人さんの一人が
お好み焼きをひっくり返すコテみたいな
ものを取り出し棒を３つほど手に取りました。
そして、

カンカンカンカンカンカンカンカン

とそのコテを使って
連続で切っていったのです。

もうその時は
感動の声を隠せません

「おおおおお！！！」

って（笑）

もうそれは完全に
「飴」！

こんな形の飴が
大量にブワーッと出来上がっていったのです。
・・・
感動でした。
このようにして飴が作られる
という新たな世界を知ることができた
幸せで満たされました。

そして、最後には
その飴を周りで見ていた人に
プレゼントしてくれたのです。
僕も頂きました。
すると、その飴の真ん中には

「Thank you」

と書いてあるのです。

飴で！

もうこっちがThank youだよ！
ってなりました（笑）

結局僕らはそこで、
２０００円分くらいの
買い物をしました。

飴だけで２０００円って

よくよく考えたら
ヤバイですよね笑

体感する美味しさ

僕はここに仕事（ビジネス）
の新たな可能性をたくさん感じました。
「飴」という一見陳腐に見えるテーマでも
あのように製作過程を具現化して
公表することで、見ている人を
楽しませることができる。
ここに新たな
エンターテイメント性を感じました。
人は「楽しい」とか「面白い」と
思うものには、お金を払います。
食べ物においては、
ただ美味しいだけでなく
「楽しい」という
目で見る美味しさ
体感する美味しさを感じさせることで
相乗効果があるなという風に思いました。
そして、世の中には
こういう商品はたくさんあると感じました。
飴のような軽く見えるテーマでも
こうして、人を楽しませて見せることが
できるのであれば

他の物でも同じようにできると思うのです。
要するに「魅せ方」の問題ですからね！

こんな視点で、
世の中を見ると何か人生と世界を面白くする
ヒントが隠されているかもしれません。

受験勉強で勉強内容に触れるときも
こんな発想で学習をすると
何かにリンクさせることができるかもしれません。
そうすると、
「楽しい！」が生まれてくるかもしれませんね！

 
それでは、今日はここまでにしておきます！
受験勉強にダイレクトに関わる内容
じゃなかっかもしれませんが、
こうやって「楽しく物事を見る」という発想は
わりと受験勉強を楽しむ上でも重要だと思いますよ！
それでは、最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました！
追伸

飴が実際に作られる過程が見たい場合は
youtubeでpapabubbleと検索を
かけると製作過程を見ることができますよ！
時間を決めて、休憩中などに見てみてください＾＾
マジでガリバートンネルなんで！笑