どうも、sinです。
今回は物理の勉強法について教えていきます。
物理ってなんかよくわかんない・・・
と物理の事を嫌う人がいます。
僕も同様に、物理のことがよくわかりませんでした。
意味不明ですよね(笑)
公式をちゃんと覚えたはずなのに、問題の解き方がまるでわからないわけですから。
そんなわけで僕も物理は凄く嫌いで、偏差値は30.5だったのですが、
ある時をきっかけに物理が好き!という感覚になり、
71.6まで上げることができました。
今日はそのストーリーをお話します。
が、あくまでこれは僕のパターンなので、
今日の話は「参考」にしてください。
目次
僕が物理を嫌いになった理由
僕が物理に出会ったのは高1の春。
物理って何かカッコイイ響きがあるので、
ひそかに楽しみにしていました。
しかし、物理の教科書を読んでもチンプンカンプン。
どこを読んでみても、文字が多いし、中学とはまるで違う。
難しい!!!
これは自分では勉強できない・・・
そう諦めた僕は
先生の授業を聞くことにしました。
物理の先生としてやってきたのは
しわがれ声のおじいちゃん。
定年退職していいんじゃない?
って感じのおじいちゃんです。
そのおじいちゃんの授業を
僕はわりと真面目に聞いたのですが、
授業を聞いても、自力で
教科書の問題を解くことができないのです。
おじいちゃん先生は授業中で
「ニュートンはねぇ・・・すごいんだよぉ・・・」
と言うばかり。
授業をしながら物理の歴史の話になっていきます。
そんな感じの授業を受けたクラスメイトのほとんどが
物理を苦手というようになりました。
無論、僕も同じです。
真面目に授業を聞いても
問題が解けない。
公式を見ながらなのに、
どう解いたらいいのかわからない。
高1の意識の低い僕が挫折するには
物理が嫌いになるには十分すぎる理由でした。
どうしても等加速度運動がわからない
物理で最初に学ぶのが力学。
その中でも、高校物理では「等加速度運動」というものを学びます。
次の3つの公式は絶対暗記すべきものです。
v=v0+at(v=最終速度、v0=初速度、a=加速度、t=時間)
x=vot+1/2at^2(x=距離、vo=初速度、t=時間、a=加速度)
v^2-vo^2=2ax(a=加速度、x=距離、v=最終速度、vo=初速度)
しかし、これらの公式を覚えていたとしても中々解けない・・・
という人は多いのではないのでしょうか?
僕もその例外ではありませんでした。
公式を覚えた!( ・∀・)
↓
問題を解こう問題文を読む
↓
「高さHのビルの屋上から初速v0で水平方向に投げ出すと、
地面に落下するまでに飛ぶ水平距離xはいくらか。」
・・・( ・∀・)
・・・( ;・∀・)?
( ;・ー・)?!
え、公式・・・え・・・チラッ・・・
v=v0+at(v=最終速度、v0=初速度、a=加速度、t=時間)
x=vot+1/2at^2(x=距離、vo=初速度、t=時間、a=加速度)
v^2-vo^2=2ax(a=加速度、x=距離、v=最終速度、vo=初速度)
そ、そうか!
xを求めるからxを使ったらええんかな・・・?
え?でも時間tはどこにあんの?
aはどこから出したらええんや?
ってかaってあるんか?
Hはどこで使うねん。
( ;・∀・)??
こうして僕は物理を諦めました。
ちなみにこの問題の解説はこちらからどうぞ
↓(クリックすると画像が大きくなります)
(物理のエッセンス 力学・波動/浜島清利/河合出版より引用)
高1で物理のことは好きになれないままでした。
しかし、
僕は当時パソコンを触るのが好きだったので、
パソコンを触るなら理系の情報系だ!
ということで理系に進む選択をとったのです。
高2になってから物理の先生は変わり、
これまでより解りやすい先生になったのですが、
結局、
「公式を覚えても問題が解けない病」
は治らないままでした。
難関大志望のクラスメイトよりも高得点!?
そして高3。
さすがに僕もあまりに出来なさすぎるので、
参考書を買って勉強しようと考えました。
勉強に挫折していた僕も、
受験を目の前にしてついに焦りだしたようです。
参考書を選んだ基準は表紙が
おお!カッコイイ!
( ・∀・)!
と感じたものでした。
もちろん、ネットでオススメの参考書を調べて
その中から選ぶ時にデザインを重視した、ってだけです。
その時に選んだ参考書がこちら。
ちなみにこの参考書は改訂版が出版されています↓
当時は電磁気のコンデンサーの範囲を授業で勉強しており、
その範囲が定期テストの範囲にもなったのですが、
僕はそのテストでとんでもない飛躍を経験しました。
これまで物理のテストといえばほぼノーベン
(というか勉強しても教科書の問題は解けないし、
解説を読んでも理解に及ばないので、やっても無意味
ってかんじでした。)
だったため、20点とか30点の赤点ギリギリの点数がいつものことでした。
一回9点とか取ったことが覚えがあります。
僕の学校の定期テストはなぜか難易度が高く
テストの平均点が50点とか60点といった感じでした。
しかし、今回のコンデンサーの範囲で僕は
70点とってしまったのです。
・・・
70点・・・って別に大したことなくね?
僕もそう思っていました。
自分の答案を見て、「ふむまぁいつもよりはいいな・・・」
と思って解答用紙を見ていると、
僕の解答を覗きこんだ奴が
「え?お前70もとってんの?マジで?」
と言いました。
彼は九州大学を志望していて、勉強もよくできました。
僕は彼の点数を覚えてはいませんが、
難関大志望の子たち何人かの点数を上回っていたのです。
友達「お前どんな勉強したん?」
僕「いや参考書をやっただけやけど・・・」
僕はこの結果に???となりましたが、
明らかに、先ほど紹介した参考書をやったからです。
あの参考書には
「明確な解き方の手順を」
を丁寧な説明によって示されています。
ステップ1、◯◯をする
ステップ2、◯◯をする
ステップ3、◯◯をする
という形で、問題の解き方をステップ別に分けて
説明してあるのです。
それをただ単純にやり込んで、
テストに望み、その解き方をテストの問題に応用しただけなのです。
その結果定期テストの問題が解けた。
点数が取れた。
この出来事が僕を物理好きにさせたのです。
出来るという経験から物理好きに
多くの物理選択の子たちは
目の前にある教材とにらめっこし、
そして「解けない」「できない」
という状態を継続します。
渡れない橋の前でずっと足踏みしている状態です。
受験物理のベストセラー
「物理のエッセンス」を買う人は多くいますが、
それを使いこなせている人はあまりに少ない。
もし、あのレベルの参考書をしっかりコアにすることができれば、
必ず「物理が得意!」と言えるはずなのです。
物理の苦手が治らない
物理嫌いが治らない
問題を解くことができない
理解できない
これらは全て
「できないことをやろうとしている」
というところに原因があります。
「物理のエッセンス」からやってはいけない!
物理のエッセンスは文字通り、物理のエッセンス(本質)
を詰め込んだ参考書かつ問題集です。
本質を突いているため、
勉強が進んできた人にとっては情報が抽象化されており
非常に読みやすい参考書なんですが、
初学者からすれば
( ;・ー・)??
となる内容です。
物理をこれからできるようにしたい!
と思うのであれば、簡単な教材に手を付けましょう!
物理嫌いを治すためのオススメ参考書
いくつかオススメを挙げておくので、参考にしてください。
参考書
問題集
この中から書店にいって自分の目で見て、
自分に合うものを選ぶことをオススメします。
どれもこれもオススメの参考書ですが、
人にはデザインや語り口調に合う合わないがあるようですし、
好みも分かれるので、是非自分の目で見て下さい。
強いて1冊オススメを挙げるとすれば
宇宙一わかりやすい高校物理です。
本当に物理が苦手でわからない・・・
という人はこのレベルで丁寧に解説してくれている教材から
手をつけていかないと手遅れになります。
参考書とかは読んだけど、
実際に問題を解くっていうのがよくわからないなら、
坂田アキラの問題集をオススメします。
クドいほど、丁寧に解説してくれているのが
坂田アキラシリーズのいいところです。
疑問点がまるで残らず、全てを理解していけるところが特徴です。
簡単な参考書、問題集を選ぶのは恥ずべきことではありません。
最も恥ずべきなのは、
自分のレベルを客観視できず
虚勢をはり高いレベルの問題集に手をつけ
何の成果も出ず、その責任を問題集にする態度です。
物理を得意にしていくためには、
まずは「できる!」という経験をしましょう。
好きという感情は点数を大きく飛躍させます。
現時点で偏差値が50ない人は是非、
簡単な参考書から取り組んでいきましょう!
それでは、今回の記事は以上です。
最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました。
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