東進ハイスクールから出ている英語長文の問題集
「英語長文レベル別問題集」
これらはシリーズもので①~⑥までの
合計6冊に渡ってレベル分けされています。
①は超基礎編(中学~効率高校受験レベル)
②は基礎編(公立・私立高校合格レベル)
③は標準編(センター試験(基礎)レベル)
④は中級編(センター試験・中堅私大レベル)
⑤は上級編(有名私大・国公立大レベル)
⑥は難関編(難関私大・難関国公立大レベル)
えっ・・・①とか②って大学受験関係なくね・・・?
そう思うのも無理はありません。
実際に①の問題集を開いてみても
センター試験に出てくる英文よりだいぶ
平易な文章になっています。
難しい文構造は殆ど出ておらず
義務教育で真面目に英語を学んできた人であれば
だれでも理解できるレベルになってます。
もちろん単語の意味も書いているので
理解できないはずがありません。
だから逆にいうと
英語ができる人にとっては退屈な教材だと思います。
しかし
これらの教材を使うことには明確な意味があります。
速読の力をつけたくないですか?
ほとんどの受験生は英語を速く読むことはできません。
仮に意味をとることができても、1分間に120~150語
を読みこなせる受験生ってそんなにいないです。
それくらいの速さで英文を読めるようになれば
センター試験はもちろんのこと、国公立の二次試験の
難しい英語の文もちゃんと時間を余らせて
読めるようになります。
現に僕は、ある英語の勉強法を試し
継続することで
大学の二次試験の英語で8割をとることができました。
センター試験ではなく二次試験です。
これはある勉強法を重ねていくことで
速読力を身につけた結果だと分析できます。
速読する力があれば、英語は楽しくなります。
アメリカ人は当然ですが、英字新聞を読みこなします。
いちいちわからないところで立ち止まらず
スラスラと速く英語を読んでいきますよね。
日本語を読むかのように
英語を読み進めていくようになるには
相当難しいことのように思えます。
しかし、ちゃんとあるんです。
そのための勉強法が。
彼らのようにあなたも速く英語を読み進めて
いけるようになる魔法のような勉強法があります。
その勉強法とはズバリ・・・
音読です。
音読が脳の英語に対する認識を変える!
音読がなぜ速読に良いのか。
その理由は
強制的に前から順番に読むことになるから
です。
僕が中学の時、
「あ、英語って主語を読んで
それから後ろから読んでいけば、日本語と
同じになるんだ!」
という大発見(笑)をしました。
それ以来、僕はずっと
英文を見る度に
主語→ピリオド→順々にたどっていって→動詞
という読み方をしていました。
返り読みというやつです。
この読み方で通用しない文章が来たら
もうお手上げです。
高校受験レベルでは
これでもなんとかなってしまいましたが
高校の教科書で学ぶ様々な文法や英文には
これでは対抗できませんでした。
そしてこの一度ついた苦手意識は
浪人するまで拭うことはできず・・・
浪人時代、「勉強法の勉強」をしていて
英語の音読が良い!という話を知りました。
それを聞いてから僕はとにかく毎日英語を
音読しまくりました。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月
と毎日30分ずつ続けたのです。
するとどうですか。
マーク模試の英語で44点しかとれなかった
僕が156点とれるようになったんです!
信じられませんでした。
大の大の英語嫌いの僕が
まさか8割近い点数を取れるようになるなんて。。。
思いもよらない結果に予備校の先生も
「ほんまになんとかしてしまうとは
思わんかったわ(笑)」
と笑われました。
音読にはそれだけのパワーがあります。
音読するのは簡単な英文からじゃなきゃダメ!
音読するというのだから、試験本番
レベルの英文に慣れなきゃ。
そう考えて、難しめの文章を音読しようと
する人がいます。
自分を高めようと意識は非常に素晴らしいですが
音読の効果はそれでは現れません。
音読は、ズバリ。
簡単な文章を読むことに意味があります。
音読の目的はこうです。
・前から読み進める習慣をつける。
・英文が読めるという感覚を養う。
・CDの真似をすることで発音が身につく。
・何度も読むことで、英文暗記につながる。
・英文に慣れて、苦手意識がなくなる。
特に、5番目の理由が一番重要です。
あなたの英語に対する苦手意識をなくすことが
英語の成績を上げる一番の近道です。
前から読む習慣をつけながら、
自分が理解できるレベルよりもさらに簡単な
文章を選び音読することで
「英文がサラサラと前から順番に読めてる!」
という感覚を体感してほしいのです。
それこそが音読がのちの速読力、そして英語の得点力
につながる理由なのです。
英語長文レベル別問題集は授業の終わった後のノート
英語の長文を音読するときに
品詞分解ができていれば非常に便利です。
前から読み進めていくにも
これがSでこれがVでこれがOでと
即座に理解しながら読めれば効率的です。
予備校の授業では、英語の長文の授業をするときに
一つ一つの英文を精読してくれたりしますが
自分で問題集に取り組むとき
精読されていないものもよくあります。
センターの過去問とかです。
しかし。
この問題集は
最初から全ての英文が精読されています!
1,英文
2,設問
3,解答解説
4,構造分析、和訳、単語リスト
この形式で計12問掲載されています。
ですから12個の英文が
完璧に精読され品詞分解されている。
その上覚えるべき単語はリストにまとめられている。
さらにさらに問題までついている
っていう至れり尽くせりな問題集なんです。
CDで一気に加速させる
僕は
音読する教材にはCDが必須だと考えています。
発音なんて気にする必要ない、とにかく読んでいけ。
という人もいますが
CDのシャドーイングをしたほうが
速読の力は断然上がると思います。てか上がります。
シャドーイングとは
英語を聞いた直後に後ろからおっかけて自分も音読する
読み方のことです。
「かえるの歌」の輪唱のもっとタイミングが早い版です。
・発音が身につく
・英語をテンポよく読める
・キリの良い(スラッシュを入れる)場所が発音でわかる
などなど、メリットがいくつもあります。
音読教材にCDがないものを使う理由はありません。
彼ら本場の発音を真似していくだけで
ドンドン覚えていけるようになるんですから。
そういう意味でも、英語長文レベル別問題集
は優れています。
普通の英語長文問題集にはCDついてないですからね。
万能問題集にもデメリットもあります。
この問題集の弱点は
・問題に骨がない。難しくない。
・単語ノートに「そんな単語まで書く?」という簡単な単語まで掲載されている。
・一つ一つの英文が速単とくらべて長い。ゆえにたくさんやっている!という達成感が味わいにくい
設問は、マーク式の問題が多いのですが
まれに記述式の問題も入っています。
もちろん、全ての問題が難しくある必要はないのですが
なんとなく、解いていて骨がない問題が多いです。
もっとも音読用教材として活用するなら、
設問は重要視するポイントではないですが・・・
hot(形) 暑い
word(名) 単語
などの「いや、それはわかるから」って単語まで
ご丁寧にまとめてくれています。そのインクは
別のところに回せばよかったんじゃないかな・・・
速単に比べ、1つ1つの問題がしっかりしているため
速単2つ分で1つの英文くらいあります。
こなしている量は同じですが
数をこなして達成感を味わいたいという人には
不向きかもしれません。
もっとも、やってる勉強量には変わりないので
本質的なデメリットではありません。
むしろ、1この英文としてまとまっている方が
やりやすい!という声もあります。
はい。
英語長文レベル別問題集。
これは問題集という名の
英語嫌い払拭マシーンです。
CDがついている。
精読されている。
単語リストがついている。
こんなのはもう「音読してください」って言ってるようなものです。
間違いなくオススメの教材です。
英語に苦手意識がある方は①からやっていくことを
強くおすすめします。
そこから先はどんどん上のレベルをやっていくといいですよ。
英語長文レベル別問題集シリーズは1だけでなく
どんどんやり進めていったらいいですよ!
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