地理のオススメ参考書・オススメ問題集を紹介します!
地理の勉強法についてはこちらの記事でも書いたのですが
こちらはセンター地理までだけでした。
今回は二次試験にも対応していけるように
教材のラインナップを整えました。
この目で見て、よいと思ったものだけ紹介します!
山岡の地理B教室―大学受験地理 (Part1) (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
- 作者: 山岡 信幸
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
山岡の地理B教室―大学受験地理 (Part2) (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
- 作者: 山岡 信幸
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
●山岡の地理B教室PartⅠ
●山岡の地理B教室PartⅡ
レベル☆★★★★~☆☆★★★
地理をやるのならこの参考書から!
高校受験までの地理は知識を暗記して、
それを答案に書く。
いわゆる一問一答方式でほとんど満点がとれました。
しかし、大学受験の地理はガラッと変わります。
様々な知識を持ってそれらを地理的思考力を用いて
組み合わせることでようやく1つの問題が解けるのです。
と、こうして書くと難しそうに聞こえますね。
地理B教室ではこの
「知識」と「地理的思考力」を優しく、
丁寧に教えてくれます。
基本コンセプトが「読んで理解して自然に吸収する」なので初心者でも安心して取り組めます。地理B教室で、地理的思考力を作っておくことでセンター対策は半分終わったようなものです。
決定版 センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本 (センター試験の点数が面白いほどとれる本)
- 作者: 瀬川 聡
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
●センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本
レベル☆★★★★~☆☆☆★★
書き口が授業形式のようで、辞書的ではないです。
したがって、ストレスなく読み進めていくことができます!
また、表や図をふんだんに使ってくれているので、
理解もしやすいです。
地理B教室では
「読んで理解して自然に吸収する」
がモットーでしたが、
こちらは読んで理解して自ら暗記していく、
というスタイルです。
地理B教室は地理的思考力を作ることが目的とするならば、
こちらは、その思考力をもって、
理解と暗記をしていくことになります。
ここで、得た知識は自分の地図帳に落としていきます。
地図帳に書き込むときはマーカーでやってください。
ボールペンや鉛筆では見えません。
マッキーなどの油性ペンで書きます。
地図を見たら情報が一瞬でわかるように書きましょう!
瀬川聡の センター試験 地理B[系統地理編]超重要問題の解き方
- 作者: 瀬川 聡
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
●瀬川聡のセンター試験地理B[系統地理編]超重要問題の解き方
●瀬川聡のセンター試験地理B[地誌編] 超重要問題の解き方
レベル☆★★★★~☆☆☆★★
面白いほどとれる本が終わったら次はこれでまとめです。
センター地理の準備はこれで一段落つきます。
「面白いほど」と「解き方」の両方を使えば、
瀬川先生のセンター地理の授業を一年分受けるようなイメージです。
予備校でも前期~後期の序盤までは知識を教える授業。
後期の中盤から終盤にかけて演習をします。
そしてその演習を先生が解説する、と言った形です。
「面白いほど」で学んでいる人は
この問題集の「板書」を飛ばしても良いです。
以下二次試験、私大入試で地理が必要な人用
●実力をつける地理100題 改定第3版
レベル☆☆☆☆★
地理の勉強が一通り終わった人で
かつ二次がある人にオススメです。
論述問題の採点ポイントを細かく書いてくれているので
自己採点しやすいです。自学自習に向いています。
ただ、細かい知識重視の問題が多くなってくるので、
覚えないものは覚えないと割り切ることも大切です。
2ヶ月使ってマスターすると考えましょう。
それくらいボリュームがあります。
解説の詳しい部分は熟読して理解すればいいですが
薄い部分もあるので、それらは前の参考書や資料集を見て
調べるようにしましょう。
●入試対策と速攻記述・論述地理B
レベル☆☆☆☆☆
薄い割に、解説がわかりやすいです。
解答例を読むだけで勉強になります。
ただ、論述をはじめからていねいに教えてくれるわけではないです。
字数に応じて取捨するポイントなどの
論述ノウハウに関する解説はあります。
ですが、それよりも「論述ネタ」と「出題ポイント」を教えてくれる
ネタ集的な色合いが強いです。
辞書的な役割を果たしてくれる資料集・地図帳
●図解・表解・地理の完成
細かいところまで書いてあり、図書館においてそうな資料集というイメージです。ただ、後ろの索引がとてつもなく優れています。
たとえば、モルディブと検索をかければ
ツバル、キリバス、マーシャル諸島のほかバングラデシュが同じページにでてくる。地球温暖化による水面上昇で被害が深刻な地域だ。
とそのページに書いてあります。これは便利ですよ。
二色ではあるが、図がかなり入っているので、説明もわかりやすいdす。これを全て勉強するのではなく、地理の勉強の際の辞書にするとよいでしょう。
ただ、この資料集は地理の勉強をある程度勉強してきた人じゃないとアレルギー反応を起こしてしまう可能性が高いです。
センターの問題にとりかかるレベルになってから
持つと良いでしょう。
●地図と地名による地理攻略
地図帳があり、地図の上に番号がふってあります。そしてページの横端に番号にそぐった地名の説明を書いてくれています。
図解・表解・地理の完成に比べて比較的に勉強しやすい教材です。ただ、センター試験のみの人にはちょっと情報量が多すぎる気もします。情報を取捨選択して、全てを覚えようとする必要はありません。これも「面白いほど」が終わってからで十分です。
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