どうも、sinこと富田です。
今日は、英語の成績を伸ばす上で
絶対に欠かすことの出来ない必須スキルを教えようと思います。
重要スキルとはズバリ
「英文解釈」です。
こいつを舐めてはいけない。
目次
大学受験英語の2つのゴール
英語の勉強というと、
・英単語を覚える
・ひたすら英文法帳を覚える
・英語長文の演習をしまくる
のように勉強する人が多くいます。
断言しておきますが、
英文解釈なしの勉強では
間違いなく英語は伸びません
今からその理由を説明しましょう。
大学受験の英語というのゴールは
「長文読解」と「英作文」にあります。
長文読解と言えば、
センター試験の第6問にあるような本来の意味での長文問題も含みますし、
英文和訳のようにたった5文のものも長文読解としてください。
つまりここでいう長文読解とは「英文読解」と置き換えてもらっても大丈夫です。
英文法の問題も、
正誤問題も、
パラグラフの問題も、全て英文読解。
英文読解にはやらなければならない共通のタスクがあって、
それが
「英文1文を正しく読む」ということ。
1文を正確に理解できるから、
10文、20文を正確に理解できるのです。
逆に言えば
1文を正確に理解できないのに
長文を理解しようとするのは不可能なわけです。
これがまず1点。
そしてもう一つ。
英文読解の対局のジャンルとして「英作文」が存在します。
英作文は主に3つに分けられ、
「整序英作文」
「和文英訳」
「自由英作文」
の3つ。
どの英作文にもやらなければならない共通のタスクがあって、
それが
「英文1つを正しく組み立てる」ということ。
英作文とは、「英文1つを正しく組み立てる」
ことの繰り返しでしかないわけです。
1文ですら正しく組み立てられない人が
なんで、自由英作文をできるんでしょう?
大は小を兼ねるといいますが、この場合は違う。
小さいものに対応できなければ、
大きなものは対応することは絶対に不可能なわけです。
「英文1文を正しく読む」
「英文1つを正しく組み立てる」
この2つのスキルが大学受験では必ず必要なわけです。
英文1文を正しく読めない人は
英文1つを正しく組み立てることはできません。
英文解釈とは?
英文解釈とはズバリ
「英文1文の意味を正しく理解する」
スキルのことです。
このスキルなしに、英語の成績をグンと伸ばしたり
難関大に合格することは不可能です。
なぜなら、大学受験では英文解釈の知識と力を求めてきているからです。
ここで先に断っておきますが
英文解釈の力は和訳の力とは違うということをわかってください。
和訳するのではなく、意味を理解する。
ん?何が違うの?
と思ったかもしれないので、
具体例を出して説明します。
意味を理解することと和訳することの違い
「英文1文の意味を正しく理解する」とは、
別に綺麗な訳を取るスキルとはまた違うと僕は考えています。
The CD bought by him is on the table.
という英文があったとしましょう。
まず、意味はわかりますか?
少し考えてみましょう。
ちょっと勉強している人なら分かるはずですが、
ほとんど勉強していないのなら、boughtとisに混乱するでしょう。
動詞が2つもあるじゃないか!と。
浪人1年目の僕はまさにこんな状態でした。
これは過去分詞の形容詞的用法を使った英文です。
まず意味を理解するとはこういうことです。
CDは/買われた彼によって/です/その机の上にある。
次に、和訳をしてみましょう。
「彼によって購入されたCDは、そのテーブルの上にあります。」
例文の引用 (参考書より分かる【誰でもできる!毎日5分英文法】 http://e-grammar.info/participle/participle_12.html)
違いがわかりましたか?
意味を理解するとは
「前から順番に読んで、文意を把握すること」
和訳するとは
「把握した文意を綺麗な日本語を作る」
ということです。
ここは是非混同せずに、理解してください。
和訳とは、文意を把握することありきなのです。
では文意を把握するにはどうしたらよいのか。
前から順に英文の意味を理解するためにはどうしたよいのか?
その力を養うためには
SVOCMを理解する必要があります。
英文和訳をするための3手順
高校英語の最初で必ず皆が学ぶのが
「SVOC」と「基本五文型」ですね。
S は Subject(主語)
V は Verb(動詞)
O は Object(目的語)
C は Complement(補語)
です。
そして基本五文型が以下の5通り。
1,SV
2,SVO
3,SVC
4,SVOO
5,SVOC
の5つです。
全ての英文はこの5つに分けることができます。
そう考えるとすごいですよね(笑)
どれだけ複雑に見える文もシンプルに
考えればこの5種類しかない
ってことですから。
SVOCに加えて
それに加えてM(修飾語)という文字も加わってきます。
M は Modifier(修飾語)です。
英文を読むとき、全ての単語はこの5つに分類することができます。
この話は多くの人が知っていると思いますが、
僕は浪人するまでちゃんと理解していませんでした。
英文解釈の力は
英文1文の単語にSVOCMの役割をつけ
基本五文型のどの形をしているか
という分析から始まります。
先ほどのCDの英文を例にしましょう。
The CD bought by him is on the table.
この英文では
The CDがS(主語)
isがV(術後)
on the table が C(補語)
bought by him がM(修飾語)
になり、SVCの第二文型をとっています。
SVCは「SはCである」というようにCがSの状態を表すので
CDは机の上にある
という訳が基本の形になります。
あとは、修飾語のMが後から付随して
Sにくっつくので
彼に買われたCD
つまり彼が買ったCDは
と訳を取ることができるのです。
だから
そのCD / 買われた 彼によって / です / 机の上に
から 彼によって買われたCDは机の上にあります。
と訳すことができるのです。
わかりましたか?
つまり英文和訳とは
1,SVOCの構造分析をする
2,前から順に読み文意を把握する
3,把握した文意をキレイに訳す
という3手順を踏むことになるのです。
このうち、1と2で英文解釈のスキルが活かされるのです。
SVOCを英文を読みながら考える必要はあるの?
実際にセンター試験の英語を読む時に
1つ1つの文で「これがSでこれがV」でとやっている暇はあまりありません。
極めていけば、時間内に全ての分析をすることはできるでしょうが、
その能力は点数をとるためには不要です。
点数を取るためには、英文全体の文意を把握すればいいからです。
英文全体の文意を把握するということは
1文1文の文意を把握するということ。
前から順番に読めるようになれば、
文意の把握を早くできるわけです。
センター英語で時間が足りなくなる多くの人は
「前から順番に読んでいない」
という特徴があります。
つまり、いちいち日本語訳をしながら読んでいるのです。
先ほどの例文で言えば
The CD bought by him is on the table.
TheCD(CDが)
えーとえーと・・・
is(です)・・・
んで、、、
on the table(テーブルの上に)
えーとえーと・・・
bought by him(彼によって買われた)
だから・・・
彼によって買われたCDがテーブルの上にある。
よし!読めた!次!
という風に読んでいる。これでは時間が足りない。
センター英語は量が多い。
二次試験の英語の長文問題も英文量はとても多い。
だから、速く正確に理解していく必要があるのです。
つまり、長文問題を解く時には
SVOCに分解しなくてもいいですが、
前から順番に読む力は必ず必要なのです。
SVOCを分解する訓練を積み重ねていけば
これが「S(主語)」これが「V(述語)」と
いちいち意識的に分解しなくても、
自然と分解する読み方が身につきます。
それが前から順番に文を読み進め
文意を把握し、長文全体の大意を理解する力を養うのです。
英文解釈の勉強、しっかりやっていきましょう!
次の記事では、
その英文解釈の勉強をするためのオススメ参考書・オススメ問題集を紹介しようと思います。
それでは!
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